
リバプールの新しい23番、ビクトル・ムニョスが現地時間水曜日にチームメイトと初のトレーニングに臨みました。
まずは、ようこそリバプールへ!と言いたいと思います。
ムニョスは6月の時点でオサスナからの移籍が完了しており、スペイン代表としてワールドカップに帯同していました。
そのオフを早く切り上げての合流となっています。
ワールドカップは過去のこと
スペイン代表といえばワールドカップの覇者ですが、ムニョスは「それはもう過去のこと」と述べ、アンフィールドでの新しいチャレンジに臨む意欲を示しています。
このインタビューは、Liverpoolfc.comによるものです。
以下、その骨子を私なりにご紹介したいと思います。
――ビクトル、リバプールへようこそ。まずは、おめでとうと言わせてほしい。君はワールドカップ優勝という栄誉を手にして、このクラブへやって来たね。今はどんな気持ち? この夏に成し遂げたことを実感できているかな?
「ワールドカップでの経験は、本当に忘れられないものだよ。
幼い頃からずっと夢見ていた舞台だったからね。
正直なところ、自分の人生で実際に経験できるとは思ってもいなかったんだ。
ただ、あれはもう過去のことさ。
僕は、リバプールFCのために全力を尽くすという強い気持ちを持ってここへ来た」
リバプールの選手になった気持ち
――移籍発表からかなり時間が経ったようにも感じるけど、こうして話をするのは今日が初めてだね。リバプールの選手になった今の気持ちはどう?
「素晴らしい気分だよ。
今日、初めてチームメートと一緒に過ごしたけど、みんながとても親切に接してくれたんだ。
どこへ行けばいいのか、何をするのか、このクラブではどのように物事が進むのか。
そういうことをとても分かりやすく教えてくれたよ。
監督やチームメートと初めてのトレーニングも行ったし、その後のミーティングも有意義で、いろいろなことを学ぶことができた。
本当に素晴らしい気持ちでいっぱいだよ」

移籍の決断に迷いはなかった
――今回の移籍は非常にスピーディーに決まった印象があるんだけど、君自身の視点から、その経緯を教えてよ。
「本当にあっという間だったね。
ちょうどその頃はスペイン代表の一員としてワールドカップに参加していたから、リバプールへ来て細かいことを詰める時間はなかったんだ。
それでも家族としっかり話し合ったし、僕にとって最高の移籍になるということに迷いなんてまったくなかったよ。
話はとんとん拍子に進んだし、今こうしてここにいられることがとても嬉しいんだ」
なぜリバプールが最適だと思ったのか
――リバプールからの関心を知った時点で、迷いは一切なかったと話してくれたね。ではなぜ、このクラブが次のステップとして最適だと感じたのかな?
「自分にとって間違いなく正しいステップだと確信している。
実際、アンドニ(イラオラ)も僕にそう言ってくれたしね。
彼は、僕に大きな信頼を寄せていると言ってくれたし、僕はまだ若い選手だから、一人のプロフェッショナルとしてここで成長できるよう助けてくれるとも話してくれたよ。
この偉大なクラブ、伝説的なスタジアムであるアンフィールドで成長できるよう支えてくれるって、そう言ってもらえたことは、とても大きかったね」
イラオラのスタイルは自分に合っているか
――イラオラ監督のスタイルは、君の特長に合っていると思う?
「そう思うね。
監督のスタイルはよく知られているけど、両サイドに幅を取るウイングを配置して、絶え間ないハイプレスと強烈な前への推進力を重視するフットボールだ。
それは、僕の持ち味にとても合っていると思うし、そうしたプレーは僕自身がピッチ上で発揮できる武器だからね。
だから、自分にはフィットするスタイルだと思っているし、自分の持ち味をリバプールでも存分に生かしたいね」

一日でも早くチームメイトに会いたかった
――プレシーズンが始まっているけど、監督は君が予定より休暇を早く切り上げてチームに合流することを自ら志願したと話していたね。どうしてその決断をしたのかな?
「プレシーズンは始まっていたし、移籍が決まった時、僕はワールドカップに参加していた。
ただ、スペイン代表では試合に出場する立場ではなかったから、大会が終わった後に最優先で考えたのは、一日でも早くここへ来てトレーニングを始めて、チームメートと顔を合わせたいということだったよ。
新しいクラブ、新しい国へ移る以上、環境に慣れるための時間は必要だからね。
だから、少しでも早くスタートを切れる方が自分にとっては良いことだと考えたんだ」
初トレーニングの感触
――リバプールの選手として初めてのトレーニングを終えたばかりだけど、どうだったかな?
「とても良いトレーニングだったよ。
チームメイトは本当に温かく迎えてくれたし、それはピッチの中でも外でも同じだよ。
みんなが親切に接してくれて、とても歓迎してくれているんだ。
今日のトレーニングは強度も高くて、内容も充実していた。
クラブでの最初の一日として、とても良いスタートが切れたと思うね。
これからが、ますます楽しみになったよ」
世界トップクラスのチームメイト
――このチームには世界トップクラスの選手が数多くいるよね。彼等と一緒にトレーニングをして、プレーをすることが、君自身をさらに成長させると感じている?
「もちろん。
このクラブには、世界トップクラスの選手たちが揃っている。
彼等と毎日トレーニングを積んで試合をすることは、僕にとってプラスでしかないよ。
プレミアリーグ特有のスピードやテンポに慣れていく上でも、大きな助けになると思っているんだ。
環境に適応していくことも新しいクラブへ来た以上は当然のプロセスだし、僕にとって良い方向へ進んでいくと確信しているよ」

自分の居場所を築きたい
――ワールドカップでは出場機会はなかったけど、毎日トレーニングを続けていたね。短いオフを経て、今のコンディションはどう?
「コンディションはいいよ。
早くチームに溶け込んで、トレーニングでも試合でも自分の居場所を築いていきたいという気持ちが強いんだ。
たしかにアメリカでのスペイン代表合宿では良いトレーニングを積むことができたし、そのリズムを維持したいね。
だからこそ、一日でも早くここへ来たかったんだよ。
これからは、トレーニングを楽しみながら新しい家族となるチームメートと一緒に過ごして、少しずつ彼等の助けを借りながら、自分本来の最高の状態を取り戻していきたいと思っている」
モナコ戦に行く準備はできている
――日曜日にアンフィールドで行われるモナコとのプレシーズンマッチで、実際にプレーする準備はできている?
「準備はできている。
もちろん、トレーニングを見た上で監督がそう判断して先発メンバーとして起用してくれるのならば、僕はいつでもその準備ができているよ。
とにかく早くプレーがしたいし、新しいスタートが待ち切れないよ。
モナコ戦で実現すれば最高だね!」
野心を抱いてここへ来た
――よく選手たちは、一度タイトルを獲得すると、その歓びをもう一度味わいたいという気持ちがさらに強くなると言うよね。君はつい先日、その最高峰であるワールドカップを制した。今ならその気持ちがよく分かるのではないかな?
「そのとおりだね。
僕は大きな野心を抱いて、このクラブへやって来た。
チームに貢献できるものをたくさん持っていると思っているし、このチームも僕の良さを最大限に引き出してくれると確信しているよ。
だからこそ、僕が持っているすべてをリバプールのために捧げて、クラブの目標達成に貢献することが僕の使命なんだよ。

サポーターへのメッセージ
――最後に、このインタビューを見たり読んだりしている多くのサポーターへメッセージをくれるかい。
まず、あたたかく迎えてくれたクラブの皆さんに感謝したい。
本当に素晴らしい歓迎を受けて、とても助けられているよ。
何よりも、スタジアムでファンの皆さんに会える日を心から楽しみにしている。
皆さんに楽しんでもらえるようなエキサイティングなフットボールをお見せできるよう全力を尽くす。
期待してほしい」
結びに
ここまでビクトル・ムニョスのインタビューをお届けしました。
存外、長くなってしまいました。
最後までお読みくださった貴方に感謝します。
ビクトル・ムニョス、楽しみですね。
まさにアグレッシブでエキサイティングなプレイヤーです。
受け答えも訓練されているのかしっかりとしている印象です。
モナコ戦はさすがに早いかもしれませんが、絶対とは言えません。
その時を楽しみにしましょう。
ありがとうございました。
ワールドカップのチャンピオンとしてやって来たムニョスですが、彼の言葉から感じられるのはスターらしい驕りではなく、一日でも早くチームに溶け込みたいという謙虚な姿勢でした。
アンフィールドで最初の拍手を受ける瞬間が、今から楽しみでなりません。
